R[e]d Tactics First Strik[e]

※映画のネタバレも含まれますので鑑賞予定の方はお読みにならない事をお勧めします。










というわけで「WORLD WAR Z」鑑賞してきました。

















テレビCMでは内容をひた隠しにして女子グループの「感動しました～」とかいう例の白々しいCMが流されていますが











これは紛う事無きゾンビ映画です(笑)








他の作品のように「感染者」とかオブラートに包んだ言い方でなくハッキリ「ゾンビ」と劇中でも連呼されています。








まさかブラッド・ピットがゾンビ映画に出演する日が来るとは…ロメロゾンビからのファンとしては信じられません(笑)








内容も都市崩壊に略奪、アパートでの攻防、軍の応戦、核爆発とゾンビ映画のツボをしっかり押さえています。









旅客機内での戦いという絶望的なシークエンスもありました。デッド・フライトを思い出した人はゾンビ通です(笑)








特殊部隊(海軍なので多分SEALS?)も登場します。お約束通りすぐに全滅しますが…(笑)








特筆すべきはイスラエル軍の登場でしょうか。タボールもしっかりどアップで映っていました。








しかし軍もあっさり壊滅するほど今作品のゾンビは生気に満ち溢れています。おそらくゾンビ映画史上最強ではないでしょうか？







映画のハイライト映像ともなっているゾンビタワー、芥川龍之介の蜘蛛の糸を連想させました。








ロメロのまったりゾンビが懐かしい…あの時代のゾンビだと現代兵器であっさり駆逐されると思うのでしょうがないですね(笑)










ブラッド・ピットは国連調査員という特権カードを持っているのでどんな場面でも必ず軍の援護やピックアップを受けられますがそうじゃなかったら確実に死んでましたね。









一般人と同じ立場じゃないという設定がちょっと残念な部分でもあります。小説が元という事なので続編もありそうですね。














ゾンビ映画とはいえグロシーンや流血シーンも皆無なのでカップルでも十分楽しめると思います。「ブラピの映画だ」と言えば釣れるでしょう(笑)











劇場の大画面でブラピVSゾンビ…いい時代になったものだ(笑)




















貞子の方はもはやゆるキャラですね…(笑)